こちらでの報告遅くなりましたが、7月5日の"HALATION5"へのご来場ありがとうございました!
いつものHALATIONスタイルで斬新な空間をと思っていたのですが・・・
「ささきようすけ」による壮絶なまでの妖怪デコレーションによって、結果、普段見ることのないような人々や絶対に日常的には起こらないような出来事など、いろんなものを引き寄せてしまいました。
来た人自身は全く意識していないのに、「旅」「アジア」というキーワードに導かれてきたようなお客さんが多かった。無意識の領域、コンセプトの持つ力っておそろしい。
函館のクラブに全然知らない人がこれほど迷い込むっていうのが今ではまず有り得ないこと。
いつからか日本のクラブでは全員が同じDJの方向を向いて踊るというのが当たり前の光景になってしまったけど、そういう意味では、全員が違うところで違うことをやってる感じがかなり良いバラけ具合でした。
かつてのバンコクでのバカすぎる日々がオーバーラップしてくる感覚。
ナナプラザやソイカウボーイのようなゴーゴーバーにいるんじゃないかと思った。
DJ BREAD BASTARDも次やることはまずないんだけど、完全なるクソDJというか、ダメ要素満載のローカル・タイディスコ感出してみました。
正直、架空のDJを現実に持ち込むのは難しかったです。元々現場でやる用ではないので。でも、そこが大きなバグ要素だったのかも。存在しないものを出現させるって、完全に妖怪の力ですね。
ドッペルゲンガーとナマステが絶対的な核として機能していたのが流石。
本当に信頼してる人物なので、みんなに紹介できてよかった。数年前にバンコクで会ったときは、まだアルバムもリリースしてなかったけど、それから短期間でフルアルバム2枚、コンピ1枚(2枚組)を怒濤のリリース。勢い感じました。我が道を貫く意志の強さも。今回会えたことで、とても勇気づけられました。下世話から真面目な話題まで、近い感覚で話し合えるのも嬉しい。
年に一度くらいは、できればまた彼を呼んで・・・今回を越えるような、エラーとカオスとノイズまみれの、凄まじいバグリ方した空間つくり上げたいです。
ここからHALATION、年末まで一気に駆け抜けます。
HALATIONは函館のイベントですが、世界中誰の前に出しても恥ずかしくないものを目指してやっています。そのくらいの意識です。
まだまだ手の内は見せてません。今後の展開にご期待ください!
Photo by Keita Fukumoto
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<HALATION Schedule>
2014年 7月21日(月・祝) 21:00〜
"HALATION6" at Stone Love
(内容は当日までシークレットとなります)
2014年 7月29日(火) 19:00〜
"HALATION LIVE" at base
出演:
秋山羊子
大矢内愛史 DEKU 野坂祐太郎
2014年 8月 9日(土) 21:00〜
"HALATION7" at Stone Love
Guest:
REBEL MUSICAL
DJ:
RYOHEY arakura SUKEKIYO HIROO
Live:
KIMIHEN
2014年 9月22日(月・祝日前) 21:00〜
"HALATION8" at Stone Love
Guest:
O.N.O a.k.a. MachineLive
[THA BLUE HERB]
DJ:
HIROO SUKEKIYO RYOHEY arakura
Live:
KIMIHEN